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A列車で行こう 4 XP対応版
A列車シリーズで一番やったのはこれ。と言うか他のはしたことないけど・・・。A列車5はちょっと複雑で「箱庭を眺める」的に楽しめるのはどうしてもこの4だったりします。
■Tami的に:★★★
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1月6日(FRI)

iPod nano 4GBとウォークマンでの46分テープ

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 高校生の頃はと言えば、ウォークマンに憧れ手に入れたウォークマンで好きな音楽を聴いてた。

 そのとき買ったラジカセでCDからカセットテープに吹き込むわけだが、46分のカセットテープにそれ以上の収録時間のCDでどの曲を選定し録音するか結構迷ったものだ。

 はたまたCDとほぼ同じ収録時間のカセットテープを準備しても片面それぞれに曲がぴったりキレイに入るというケースは希なので、うまく片面の時間に入るようにと順番の入れ替えも結構考えたりしたりとか、いろいろウォークマンで聞くには困難があったように覚えている。

 幸い中学生のとき買ってもらったラジカセにはカセットテープのA面B面の収録時間に合わせてCDの曲の順番を最適に並べ替え録音してくれる機能があった。その頃同時期にCDでは当たり前の機能の曲の頭出し(次の曲にスキップとか)がウォークマンで可能になり(無音部分を何秒か挿入することによりそれを検知して曲を認知していた模様)これまたウォークマンで音楽を聴くのも便利になった。

 カセットテープでまた悩みどころなのはカセットテープの種類。

 主にノーマル、ハイポジ、メタルの3種類があり。後者ほど音が良くなる性質があった。もちろん音が良くなるのだから、それなりの値段もしメタルテープになると売ってるところも限られ高かったように覚えてる。

 うっすらそのときに覚えてるのは、長時間のカセットテープ(90分とか)は聴いているとテープが伸びる(かもしれない、本当かどうだかは不明)とのことで、60分以下のカセットテープを選んでたようにも思う。

 今になってみればほとんどおまじない的迷信なのかも知れないけど、より“いい音で”とこだわってたつもりだった。

 ウォークマンにはカセットテープの属性だけじゃなくドルビーノイズリダクションシステムと言うのがあり、たいていのウォークマンには「ノーマル」と「Dolby B」が付いてた、ちょっとハイスペックなウォークマンになると「Dolby C」まで付いてるという感じ。

 個人的にドルビーを掛けると高音が損なわれる気がしたので「ノーマル」がいいんだと言い張っていたんだけど、友人は「Dolby C」が良いんだよ!と言ってたかなぁ(その音を聞かせてもらったけど、やっぱり高音が物足りなかった)。

 いろいろ困難もあったから、やっぱりそれで録音した(まがいなりにも自分的ベストテープなわけで)カセットテープは一塩でお気に入りのカセットテープでもあったわけで、なんだかその頃を思い出すと懐かしいし。

 それにカセットテープのチョイスから始まる自分なりの“カスタマイズ”もできて不便を裏返して、そこを楽しんでたウォークマンライフだったなぁ〜とやっぱり懐かしい。

 個人的なポータブルオーディオ歴(と言うと大袈裟だけど)はカセットのウォークマンを2台ぐらい使い潰したかな?その後はすっかり音の良さにCDウォークマン。これも2台ぐらい使い潰したと思う。

 それからちょっとポータブルオーディオから離れて最近MP3プレイヤ(俗に言うメモリプレイヤでもある)を手に入れて、初メモリプレイヤが256MB。んでつい最近に4GBのiPod nanoを手に入れたというがポータブルオーディオ歴である。

 余談だが、途中MDのステップを省いてるが(省くのか?)、これはパソコンで曲を取り込み自分的ベストCDがCD-Rドライブにより安易にCDが焼けるようになったので、MDまで買わなくても的だったので、MDまでは手を出さなかった。

 メモリプレイヤになってからと言うものは、(もちろん)収まるように収録時間を考えてってなことはなくなり、ほぼ“入れたい放題”な感じである。

 それこそ256MBのメモリプレイヤのときは、構築したパソコンの中のMP3のファイル(CDアルバムのライブラリ)を聴きたいのをチョイスして入れてた。せいぜいCDアルバム3〜4枚と言ったところ。

 これでもかつてのウォークマン時代の頃とは大違い。便利極まりないし、もちろん音質もそれこそカセットテープの比ではない、いい音(エンコーダの種類やら設定やらはその差ではない)。

 さて、4GBとなるとまた桁が違い(自分のライブラリの場合)CDアルバムで約30枚分はすっぽり入ってしまう(入ってしまってる)。あのころから比べると想像を絶する驚くべき数字。

 CDからの取り込みも早くて楽になり、アーティスト名や曲名すらも自分でインデックスシートに書かなくて済み、ネットワークを通じてアーティスト名・曲名が自動的に認識されそれに伴い自動的にライブラリに構築されるようになった(iTunesの場合)。恐ろしく便利すぎるし。

 結局何が言いたかったのかというと(昔話だと言えばそれまでだけど)、昔はハード面の制限もあり、聴きたい曲に対しての思い入れが強かったように思う。

 それこそ今は“簡単に”取り込め聴けてしまうわけで、極端なことを言えば“取り込むこと”に一生懸命で肝心な曲が聴けてない状態ではないだろうか?と言うことであり、「カセットテープが擦り切れるまで聴いてた」頃を的な感じでもっと曲を大切に聴かなくちゃいけないのかなぁ、なんて思ったりもします。