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Sony CyberShot F717
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真夜中、街灯の蛍光灯下で咲く彼岸花ってなんかキレイだったので撮ってみた。シャッター速度優先・ISO100・露出時間7秒・F値2.4。少しでも風が吹くとブレてしまって何度も撮り直しての一枚。F717には「ホログラフィックAF」というレーザー光を照射して、その照射光の輪郭検出によりフォーカスをより合わせやすくする機能がある。そんじょそこらのデジカメのAF補助光よりははるかに強力。暗所でのピント合わせにももっぱら強いF717なのでした。
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襲名することとURLを変えること
つい最近までは「襲名する」ということがよく意味が分からなかった。なんで襲名しなきゃいけないんだろう?これまでがんばって修行してきたから、その名前を広めるために、そのままの名前でいいじゃん、と。
例えば歌舞伎の代名詞と言えば「田中太郎」とする、その次の代の名前は「次郎」いくら修行を積んできたと言っても「次郎」の知名度は0(ゼロ)なわけで、代を引き継いで歌舞伎の公演をしようとしても「はて、田中次郎ってだれだ?」ってことにもなりかねない。
「襲名」って、ただただ「名前」を引き継ぐだけじゃなくて「まるごと知名度」まで引き継ぐことなんだ!と。
ウェブサイトを作るときHTMLのファイル名をつけるルールに「一度ファイルを公開したら、ファイル名は変えない」と言う持論がある(変えるのであれば古いアドレスから新しいアドレスに飛ばす処理が必須!)。
それは、ロボット系サーチエンジンにクロール(情報を探すこと、と言ってもいいかな)されたとき、いちいちファイル名が変わってたら検索して訪れた人が「ファイルがありません」となったりするワケで、ころころファイル名を変えるのはあまりいいことではない(検索結果が上位ならなおさら)。
「ファイル名を変えてはいけない」と言うことを「ファイル名はずっと同じ名前でなければいけない」に置き換えると、初めて「襲名する」ということに結びついてくる。
サーチエンジンでせっかく情報が登録されたのに(先代の知名度があるのに)、ファイル名(代が替わって名前)が変わってしまっては、また検索結果は0(ゼロ)(その人の知名度なし)になってしまう。
「ファイル名は変えてはいけない」=「襲名して名前を同じにする」ここで初めて自分なりに「襲名する」ということの意味が少し分かったような気がした。なるほど〜。
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